香るパン。

僕の日記に共感を持って、感想をくれる同志がいる。
嬉しい限りだ。
「類は友を呼ぶ」で一生懸命やっていれば、
志を同じくする仲間が、増えてくると信じている。

ここ何年かパンを、鼻で感じ取る割合が大きくなった。

生地の状態を見る。
匂いを嗅ぐ。
「よしっ!」

パンが焼き上がる。
パンが香る。
「よしっ!」
食べる。味、食感、香り
「よしっ!」

味や食感は、まずまずコントロール
出来るようになったからかも知れない。

当然、見習の頃から、パンの形の良し悪しや
色、味、食感は感じ取りやすい。
形が悪ければ練習し、味に変化を付けたければ
配合を直せばよい。

パンの香りは酵母達にゆだねる事になる。
目では見えないし、手で手直しも出来ない。
気にしなければ、見過ごして?しまう。
途中でどうすることも出来ない。
技術の習得が先行し、おざなりになってしまう。
そもそも、余り意識を向けられていなかったように思う。

「おいっ!、パンの香りが悪いぞ。」なんて誰に注意をするのだ。
香りは醗酵そのものだからだ。
仕込の生地温、醗酵時間、全て根底から見直さなくては
修正は出来ないのだ。

パンの香りもパンごとに、少しずつ変化をもたらす事が
出来る様になってきた。

だから、パンを鼻で感じる。

五感をフル活用しなければならない。

こんな面白い仕事は無い。

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