去年から騒いでいた、バゲットコンクール
1次審査の応募しました。
締め切りまで、もう少し時間があるのですが
3月はパーティーシーズン。
ご予約が結構入っておりまして
思うように時間が取れそうにありません。
練りに練った配合、製法、どのように評価されるのでしょうか。
バゲットマジシェンヌの日常、番外編的な日記で~す。
2006年02月一覧
去年から騒いでいた、バゲットコンクール
1次審査の応募しました。
締め切りまで、もう少し時間があるのですが
3月はパーティーシーズン。
ご予約が結構入っておりまして
思うように時間が取れそうにありません。
練りに練った配合、製法、どのように評価されるのでしょうか。
「いつか、焼き上げたら、喋ってくれるんじゃないかと思う。」
テンチョウ、アタマ大丈夫?って言われそうですね。
それくらい心を込めて作っています。どんなパンでも。。。
ここのところ、寒暖の差が激しくフランスパン最高とは言えなかった。
これでもパン屋の端くれ、それなりにはまとめてみたものの。。
熟成による生地の繋がりは強化したい、
でも酵母に糖分を食って欲しくない。
では、どうする?明日はこうしよう、ああしよう、考えると眠れなくなる。
出来を見て、超ブルーになる。
日々、これで良い。は、無い。
小麦粉のロットによるばらつき、酵母のばらつき、日々環境の変化。
ようやく、復調!!
テンチョウも元気!
左が奄美産キビ糖、右がフランス産ゲランドの塩。
どちらも真っ白ではありませんね。
最近、こだわり食材に接する事が多いです。
食材探しは楽しいのですが
やはり、ネックは価格ですね。
感覚が麻痺しそうです。
健康を考えると、
例えば、無農薬小麦もそうですが
味が全く違うとか、視覚、味覚に直接訴えられる物なら
良いのですが、そうとも限りません。
数値でアピールしたり、何らかの販促をしなければ難しいですね。
でも、熱意を持った生産者の方と一体となって仕事が出来たら、
それは、素晴らしい事だと感じています。
「やぁ、久しぶりっ!今度会わない?」
かつて、一緒に働いていたフレンチのシェフ。
見習いだった僕は、チーフに料理と言う観点から
色々と教わった。
熱血漢で、僕は好きだった。
職場が変わっても、シェフの料理を食べに
その店に行ったりもした。
そのシェフと数年ぶりの再会だ。
楽しみだった。
会って話をする。
チラチラと感じ取れる、イヤな予感。
要するに勧誘だったのだ。
僕はかたくなに拒んだ。
帰り際、
「バチが当たるぞ。」
「・・・」
辺りは暗くなっていた。
パン屋時間で言ったら夜11時ごろ。
「なんだよっ、会わなきゃよかった。」
カーステのボリュームを上げ
アクセルを深く踏み込んだ。
土日は特に雑誌やネットを見て、遠方からお越し頂けます。
こんなパン屋で、申し訳ないくらいです。
「気に入って頂けただろうか?」
「満足して頂けただろうか?」
非常に気になります。
と、同時に当店のスタンプカード(商品券)が
沢山戻ってくる日でもあります。
「お得意様は、お気に入りを買えただろうか?」
「品質は落ちていないだろうか?」
非常に気になります。
結局、土日にかかわらず毎日の積み重ねだと考えています。
今日は、雨の予報。
限定シュークリーム、ライ麦パン、全粒粉のパンなど
土日にかかわらず、いつものパンが、いつも通りございます。
お待ちしております。
塗り卵をして、艶が出るようにしたり
ハサミやナイフを使ってパンに模様を付けたり
ケシの実やチーズをトッピングしたり
焼成前、僕らがそのパンに触る事が出来る最後の仕事。
もちろん、美しく焼き上げる、焼き上がったパンが売れるまで
大事だけれども。。。
大事なパンのお化粧こそ、ヤッツケ仕事になってませんか?
美しく、早く出来るなら、それに越したことないけれど。
そのパン1つ1つに
「美味しくなれよ。」
心を込めてオーブンへ入れてみませんか。